こんにちは
子供の成績と習慣の相関関係
目次
今日は、子供の成績と習慣の相関関係について
考察したいと思います。
塾講師歴20年以上の経験から見えてきたもの
私は、塾講師歴が20年を超えています。
そんな中で、子どもの授業中の様子を見ていると
子どもの成績がだいたい100%の確率で
分かるるようになりました。
特に体験授業に参加している生徒について
成績をきく前に、だいたいこの辺の成績だろうな
と予想を立てて、母親にそのことを尋ねると
だいたい外さないので
お母さんがたがびっくりされていました。
どこでそんなことがわかるのかというと
授業中の生徒の後ろ姿です。
成績の良い子は概して
背筋がまっすぐピンと伸びていて
座り姿が美しい。
逆に猫背だったり、肘枕をしている生徒は
成績が悪い傾向にあるようです。
なるほどなぁと合点がいったのですが
結果というものは常に行動の後に出て来るもので
成績の良い子は成績の良くなる行動をしていて
成績の悪い子は成績の悪くなる行動を繰り返しているから
成績が悪いということが分かってきました。
トライアド
8年前にアメリカのサンディエゴに赴き
アンソニー・ロビンズからコーチングについて
学んだ時にトライアドというものがあることを学びました。
人間の感情や記憶に大きく影響を与えるものとして
身体の使い方
意識の焦点(視点をどこにおくか)
言語(どんな言葉を使うか)
の3つの要素があり
モチベーションや意欲に対して
影響力が高い順に
身体→視点→言葉という風になっているそうです。
試しにあなたもこの
身体と視点と言葉を使った実験をしてみませんか?
ほんの1分もかからず
このトライアドの効果が体感できます。
実験1
立っていても座っていても構いませんので
1うなだれてください。
2床を見ながら
3あ〜俺(私)ってダメだなぁと呟いてみてください。
4そしてその時の感情を味わってみてください。
どんな気持ちになりましたか?
実験2
立っていても座っていても構いません
1胸を張って天井を見上げてください。
2天井を見ながら
3あ〜俺(私)ってダメだなぁと呟いてみてください。
4その時の感情を味わってみてください。
どんな気持ちになりましたか?
おそらく実験1の時は
感情がマイナス方向に向かい
実験2の時は
どちらかというとプラスの方向に傾いたのではないでしょうか?
私は、ほぼ毎月、大人のための意欲喚起のセミナー講師を行なっています。
このトライアドの実験も様々なセミナーで
何百回と受講者にやってもらいました。
受講者にどんな変化が起きたかを伺うと
ほぼ100%の人が
実験1の時は
感情がマイナス方向に向かい
実験2の時は
どちらかというとプラスの方向に傾く
という答えが返ってくるのです。
このことから何がわかるかというと
上を見ながら落ち込むことは難しい
ということです。
どうでしょうか?
スキップをしながら落ち込んだり怒っている人を
イメージできるでしょうか?
おそらく難しいと思います。
子どもたちに当てはめてみると
成績の良い子の姿勢は
背筋が伸びて
多少前傾姿勢です。
視線はまっすぐ講師に向かっています。
逆に成績の悪い子どもたちは
猫背や背もたれを使って
肘枕や頬杖をついています。
視線は沈みがちです。
集中するには型がある
これは、
集中をする時には型があるということですね。
集中するための
良い習慣があるといっても良いかもしれません。

ということで、
私の教え子には、初めて塾に来た時に
最初にすることは
「成績を上げたい?」と質問をすることです。
すると
「成績を上げたい」という答えが返ってきます。
「どちらかというと楽して成績をあげたいですか?」
とさらに質問すると
「はい」という答えが返ってきますので
座り方
では、「座り方から変えてみようか」と
上に貼った写真を見てもらって
「こういう座り方ができると成績が上がりやすいよ」
と伝えることから始めます。
まずは良い習慣を作ることからスタートするわけです。
逆に成績の上がりにくい座り方はどういうものかというと
上の写真に示した様な姿勢です。
成績を上げるためには
教科の勉強は欠かせません。
神授業で成績を上げる
無意識の習慣が成績を左右する
実は教科の勉強を頑張る以前に
子どもが持っている無意識の習慣に左右されている要素が大きい
ということをお分りいただけましたでしょうか?
成績を上げたければ
無意識の習慣を見直してみることも
一つの手立てかもしれません。
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