新中学1年生 塾はいつから必要か?
目次

こんにちは
高校・大学入試 成績アップナビゲーターの白ひげです。
私は1997年から塾講師をやっています。
約4000人の生徒を指導してきたからこそわかること
その間、約4000人の生徒の受験指導をして来ました。 そういった中で、この子に果たして塾は必要か? と思わされる子が結構な人数いました。
塾が不必要な子ども
特に新中1生においてそう思うことが多かったです。 私が思うに、 ・家庭学習の習慣がある。 ・勉強しなさいと言われなくても一人で勉強をできる。 地元の公立高校を目指すなら こういった子は中1生のうちから 塾に通う必要はあまりないと考えます。
無料講習は生徒集めのための塾の戦略です。
特に、塾の新年度募集が始まるこの時期は 新中1生に限って 春期無料講習やワンコイン講習を展開してくる 大手塾が多いので、ついつい 無料なら行かせてみようか と思われる保護者の方は多いようです。
そして、実際に参加してみると 新規生徒を獲得するために 綿密に練られた、面白く興味を引く授業に お子さんが魅了されてしまい、 ズルズルとそのまま4月から継続して 通塾してしまう。 というパーターンが多いようです。
そもそも、中1一学期の勉強はとても優しい
しかし、前述したように 自分から、家庭学習ができる子にとって 中学1年の初期段階での学校の授業は 進度も遅く、非常に簡単ですから 塾がなくても十分、付いていけるレベルです。
そもそも、中学1年生の1学期中間テストの範囲は 英語ではアルファベットの大文字と小文字が 書けて、読める。 自分の名前や住所を英語で書けて 簡単な挨拶ができればいいレベルですし 数学にいたっては正負の数の 簡単な計算レベルです。
あなたのお子さんが アルファベットが書けて 基本的な四則演算が間違わずにできるのであれば 新中1生にとっては 塾は必要ではありません。 春期講習や4月の授業料を無料にしてくる塾は 多いものですが、その無料分は
無料招待講習のツケは誰が負担するのか
1年のうちの残りの11ヶ月か、夏期講習などの料金に 上乗せされていて、塾側は損をしないように 年間の計画がたてられているので わざわざ高い月謝を払ってまで 塾に通う必要はないと思います。
それよりも、円滑に家庭学習が進められるような環境を、 保護者の方としては準備してあげることの方が重要。 今は、ネットを使った学習法も充実していますし 高速のネット環境があれば 家庭学習で十分基礎基本の徹底反復学習ができます。
地域密着型の塾の良いところは そのエリアの入試情報に精通しているので 地域の受験に適した 授業や教材を用意してくれる。
ただ、これだけです。
特に、東京都や神奈川県の公立高校の入試問題は 非常に簡単ですから、都心部の公立中学に通うお子さんは 高校生になってから 学力や成績を伸ばせるように 塾の先生に頼らなくても 自分で勉強できる能力を伸ばしていった方が 後々、大きく飛躍できます。 新中学1年生にとて塾はいつから必要かと問われれば
中学1年生の2学期からとか中2の二学期からとか 中3生になる時とか色々と理由をつけて語ることはできますが 本人が家庭学習に限界を感じた時で十分だと思います。
高速のネット環境があれば 家庭学習で十分神授業が受けられる